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| 2014.12.06 Saturday * | - | - | - |
連続小説 「schooloop transformdirection」 のあとがき その3

I「さぁ、今回で最後なんですけど。今後のPamgeezの展開についてお願いします。」

S「とりあえず、今回の小説はとりあえずは終わったんですけど、とある人物に書き直してもらう予定です。それはこのブログじゃなくて違うところでの発表になりますんで追って連絡します。」

I「それは前回言った編集ってことですか?」

S「前回、僕が言った編集って意味とは少し違いますけどね。もうちょっと読みやすくはなるんじゃないでしょうか?」

I「pamgeezでの次回の作品はいつになりますかね?」

S「今年は音楽を作るって決めているんで、とりあえず小説は来年以降ですね。」

I「次回も学園モノですか?」

S「全く考えていないんですけど、次回は官能モノとでも言っておきましょうか?」

I「またまた・・・。」

S「小説を書いているときは「これが終わったらいっぱい本読むぞ、そして音楽作るぞ。」みたいな感じでやっているんでわかるでしょ?モチベーションのアレですよ。だからすぐは書かけないですよ。仕事じゃないんだから。」

I「色んな所で広がって欲しいんだったら、やり続ける事が大切だと思いますけどね。」

S「広がって欲しいって?アレでしょ?有名になりたいとか?モテたいとか?まぁ、考えておきます(笑)今はちょっと忙しいから、ブログの更新は少なくなりますよ。」

I「じゃぁ、ちょっと読者は離れてしまうんではないでしょうか?少なくても小説を描く前は音楽ブログだったわけで音楽ブログ時代の読者はとっくにこのブログは読んでいないと思うんですけど。」

S「そうですね。急に次回から面白おかしい音楽機材の話とかになったら、混乱するかもしれないですね。ちょっと考えますか。全く違うページを立ち上げて完全に分担するとか。」

I「じゃあ。新しく連載するブログを小説専門にして、この「ハイ、こちら
〜」を音楽専門のブログにしたらいんじゃないでしょか?」

S「それイイですね。じゃぁこの今後ブログでの小説連載はありません。」

I「簡単だな〜。」

S「イヤイヤ、そんなに器用じゃないですからね。結局、僕はそういう人間なんですよ。分裂症っていうか・・・・・。色んな事をやりたいって言うかね。このブログ自体が僕の人間性の象徴のような気がするんですよね。違うことを同時には出来ない。」

I「今の人はツイッターをやりながらフェイスブックをやりながらラインをやっているんです。それぐらいやらないと多分乗り遅れますよ。そう、あなたはもう完全に乗り遅れている。」

S「面倒くさい世の中になりましたな。これは。やはり今の時代「やらない」っていう選択は大事だと思う。さもないと、とんでもないことになりそうな気がするんですよね。」

I「振り回されて終わりって感じでしょうかね?」

S「愛すべきこのブログの読者だったら、気の長い人たちが多いだろうから「気長に見守ってください」感じなんですけど・・・・・。けど、なんらかのアクションは起こしていきたいですね。のらりくらりしてはいけないですよね。」

I「そうでしょうね。当たり前です。アンタただの素人なんだから。」

S「はいはい、やればいいんでしょ。」

以上。


| 2013.02.24 Sunday * 21:47 | 小説 | comments(0) | trackbacks(0) |
連続小説 「schooloop transformdirection」 のあとがき その2

I「ではでは。今回の小説を書いていて一番つらかったのはどんな時ですか?」

S「去年の春ですね。その時は結構書く時間があったんだけど全然書けなかった。頭の中が空っぽでダメだった。あと、年末も結構つらかった。ラストだから気負いすぎたのかも・・・・。あと書くペース配分が難しくて、僕は普通に仕事をしているから時間がある時は数話分を一気に書いたりしていたんだけど、それだと丸々一週間書かない時とかもあって、いざストックが無くなった時に気持ち的に噛み合わなくて、モチベーションが全く上がらないとかもありました。だから後半はわざとストックを作らないで忙しくても時間を作って書くやり方もしましたね。」

I「だから更新の時の誤作動で何話か先の話を更新してしまったりしてましたね。」

S「最悪なのが最終話だけを終わってもいないのに先に公開してしまったり・・・・。あの時は自分にムカついた。」

I「さて、ズバリ今回の反省点は何でしょう?」

S「やっぱり、もっと物語の全体像を把握しないとダメだなってことでしょうか。本当はもっと暗くて、読んでいる人間の脳内を搔き乱すようなものにしたかったんですけど、やっぱり「何かありきたりな事書いているなぁ。」と思ったことが何回かありましたね。僕は実際物凄い王道な展開でもその熱量とか重みとかで読む人は展開が解っていても感動すると思うんですけどね。ニール・ヤングの曲みたいな感じで・・・・・。わかりずらいか?」

I「あなたもそうなりたいって事ですか?」

S「いやいや。僕は文学ってジャンルにはほとんど思い入れが無いですからね。それは多分純文学とか勉強している方がやるべきなのでは・・・と思いますけど。」

I「言いたいことがよくわからないんですけど・・・・。」

S「要はただあった事をダラダラ時系列で並べてしまった。ってところでしょうかね。実際全然物語に伏線も貼ってないので読んでいる人にとっては退屈だったのではないかと・・。まぁ、もっと「編集」って要素が必要なのではないかと・・・。」

I「物語の時系列をバラバラにして最終的に辻褄を合わせるって事ですよね。それを嫌う人もいるとは思いますけど・・・・・。」

S「確かにやりすぎは良くないと思います。編集自体それはただのテクニックというかギミックなので実際は中身が面白くないと直ぐに見透かされてしまうと思いますけどね。「化物語」は本当にバラバラですよね。一番最初の「ひたぎクラブ」の一話目でいきなり主人公の暦が半分吸血鬼ですからね。訳がわからない。」

I「ギミックで言ったら、物語上でA子とB子がテクノミュージック好きというのがギミックなのかな?と思いましたけど。」

S「だいたい正解です。中二でベーシックチャンネルは聞かないでしょう(笑)あれはクラスの他の生徒との差別化の為に作った設定で中二でコアな文学少女は居てもコアなテクノフリークはさすがに居ないでしょう。ってことです。だから私たちは特別なんだと言う事なんです。単に僕がテクノミュージックを聴き始めたからってのがでかいかも・・・。」

I「中学二年でテクノフリーク。今のご時世わからないですよ。居るかもしれないじゃないですか?」

S「物凄い90年代テクノフリークが子の親になる時代ですからね。世代的には。あるかもしれない・・・。それにしても物凄い背伸びしたマセた子供だなぁ。」

I「先ほど文学にほとんど思い入れがないとう発言がありましたがそれでも物語を書けるのもなのでしょうか?」

S「そりゃぁ、僕よりもっと本が好きな人が物語を書くべきだとは思う。そういう方からしたら「もっと勉強しろや。句読点の打つところがおかしいんじゃい。」って感じなんだろうけど
、思い入れがほとんど無いから思うとおりに書けたってはあるかな。愛情が少ない分、傷つくことを考えないで書けるって意味なんだけど。これもモチベーションの保ち方の一種ってことで・・・・。けど実際なんか言われたら傷つくかも・・・・。けどこの小説を書いたときエイフェックスツインの「セレクテット・アンビエントワークス」をよく聴いていたんだけど、この人は物凄い天才なんだけど、その反面「この人はあんまり音楽に執着がなさそうだな。」とも思いましたね。」

I「物事への執着は邪魔だって事ですか?その発言は語弊を生みますよ。」

S「みっともなくしがみつくんだったら、捨ててしまったほうがいいような気はしますよね。これは物凄い個人的な見解ですよ。愛情があるゆえに身動きが取れにくいっていうこともありますよね。結局やったもん勝ちの世界なのでは?ということです。」

I「あなたも十分しがみついていると思いますけどね。」


その3につづく。

| 2013.02.13 Wednesday * 19:42 | 小説 | comments(0) | trackbacks(0) |
連続小説 「schooloop transformdirection」 のあとがき。 その1

インタビュアー(以下I):「お疲れ様でしたー。」

作者(以下S):「はいはい。お疲れ様でしたー。そして全部読んで下さった皆さん、ありがとうございます。そしてかなり遅れましたが明けましておめでとうございます。」

I「振り返ってみると丁度一年がかりのプロジェクトになったんですが当初は去年の夏ぐらいで終わる予定だったそうで・・・・。」

S「そうそう、周囲には「これで半年はブログのネタに事欠かないぜ!!」って威張っていたんだど実際書いてみるとこんなに伸びました。」

I「今回の題材は「中学二年生」って事で色んなメディアで見てもこの題材での作品は既に飽和状態なんですけど。あえてそれを避けなかった理由は何故ですか?」

S「まぁ、「中二病」って言葉があるぐらいなので多少気負った部分はありますね。実際その手のタイトルのアニメとか漫画を意識的に触れないようにしてましたから。けど「悪の華」を読んだときは「これはやばい」と思いました。」

I「けど実際の人物設定は「エヴァ」そのものじゃないですか?」

S「最初からそれはありました。数年前「ヱヴァ」の映画が始まるとき僕個人としては、どうしてこんなに世の中に浸透したのにここに来てまた作り直すのかが理解ができなかったんです。だったら学園モノでいいじゃんってと事で頭の中で構想を練り始めたのが始まりです。けどエヴァの学園モノっていうのは既に存在しているらしくて、けど無視して進めちゃいましたけど。結局全く読んでないです。」

I「では、あなた自身はその手の作品から逸脱したモノができたということですか?」

S「そうは思いませんけど。実際設定では中学二年生だけどキツネの台詞は物凄い大人ですよね。本当の設定は高校二年でもいいくらいなんですけどね。話の流れ上そうなるしかなかった。」

I「キツネはカヲル君って事でいいのでしょうか?」

S「いや、違います。キツネを登場させるときはこのキャラクターは「魔女の宅急便」の絵描きの女の子もしくは「化物語」の忍野を意識したかったのでとにかく「キツネは魅力的なキャラでなくてはならない」っていうプレッシャーはありました。」

I「実際書いてみてどうでしたか?」

S「意外に普通の事言ってるなと・・・。年末にDVDにとり貯めた「偽者語」を観たんですけど、キツネのことは置いておいて、やっぱり凄いですよ西尾維新は言葉の使い方が言葉数が僕とはケタ違いです。それで多作ですからね。ただ取って付けたような過剰な「萌え」はどうかと思いますけど・・・。」

I「いやいや。「B子の夏休み編」ではそれっぽい展開がありましたよね。」

S「あった。あった(笑)あれは本当はまったく意図していない所から出てきたので書いている本人も「これはいいのだろうか?」って不安がありました。「これを書いたらもう引き返せないな・・・・。」みたいな感覚がありました。」

I「何故、意識的に「萌え」展開を考えてないのにB子が木陰で男子とイチャつくって事になったんですか?」

S「これはこの話の大事なポイントで「自分とそっくりな人間と思春期に出会ってしまう」っていう物語の根っこがあって最初の構想上「まぁそれでも多少のすれ違いはあるだろう」ってことでそれは家庭環境だったりするんだけど・・・。そこでわかりやすい展開で「どちらかが男子と付き合い始めて二人に距離ができる」ってのは最初から構想であったんです。そうして書いていくうちにそうなったって事なんです。とにかく二人の間に距離を作りかたった。ただそれだけ。」

I「それでは書き始めすなわち去年の一月ですね?一番最初はどこまで考えて構成していたのでしょうか?多分読者としては無理やり話を伸ばすために途中から明らかに自然じゃない展開が出てきている場面が多々あるように思えますけど・・・・。」

S「それはありますね。書いていくうちにアイデアが出てきて無理やりねじ込んだ場合もありましたね。書いていくうちに「なんかジャンプの漫画みたい」って思った瞬間が何回かありましたから。「読者に好評だから連載続けて」みたいなね。実際全然反響なんてないのにね。自分内盛り上がりだけで。」

I「戦いの場面だけで半年・・・・・。みたいな感じですか?」

S「アイツ死んだのに生き返ってるよ?!みたいなね。終いには敵だったのに仲間に成っちゃってるよ。みたいな・・・・。」

I「そこまでは行っていないですけどね。けど実際の文字数で言ったら大した数じゃぁ無いんですけどね。」

S「えっ?個人的には上下巻の小説ぐらいのつもりだったんだけど・・・・。」

I「短編集の一話ぐらいでしょう。ブログだから直ぐ改行して行間空けすぎですよ。読んでいて「この人、変なテクニック身に着けたな〜。」って思いました。」

S「嘘だ!!そんなはずは無い!!」


その2へつづく・・・・。

| 2013.02.10 Sunday * 20:39 | 小説 | comments(0) | trackbacks(0) |
連続小説 「schooloop transformdirection」 最終回

5年後

16時30分

とある喫茶店の店内。

年月が経過してシイタケの物語は動き出していた。

それより今となっては誰もシイタケと呼ぶ人もいない。

シイタケの目の前にはコーヒーが置かれている。

少しだけシイタケは動揺している。

ついさっき街を歩いていた時、ふとしたキッカケで中学二年の3学期の最期の事を思い出したからだ。

シイタケは行方不明(正確にはA子とB子に拉致されて)になってそして保護された。それ以降数日間入院したのでそんなに登校しなかった。まともに登校するようになったのは3年生になった4月になってからだ。

入院中ずっとA子とB子の事が気になっていたが3年になると同時に元からあの二人が居なかったかの様に2人の存在は無かった。クラス替えのドサクサに紛れるように全て無くなった。あの合唱部の宗教騒ぎだって一過性のものだったらしく、その中心人物たちだって何もかも皆キレイさっぱり忘れてしまったようだ。実際何処かの闇の組織に構成員として中学二年の女子が抜擢されるなんてにわかに信じがたい話だ。

だから、シイタケも忘れることにした。

記憶なんて簡単に抹消だってできるし、都合よく書き換えだってできる。

そして時間だけ過ぎた。

シイタケは自分の特性を隠して普通に生活することにした。

そして、そこらじゅうに溢れたありきたりな学生生活を手に入れた。


数分前

つい先ほど街を歩いていた時にふとすれ違った二人で並んで歩いていた同年代の女性がA子とB子だったような気がした。

そして、脳裏に何かがフラッシュバックした感覚と痺れのようなものを同時に感じた。シイタケは急いで目についた喫茶店に駆け込んで今ここに居る。

喫茶店の窓際の席に座り、ガラス越しに映る街並みを隅から隅まで観察する。そして遠くで信号待ちをしている2人組の女子を見つけて。シイタケは期待する。

信号が青になって、こちらに向かってくる二人の女の子がA子とB子で、そして目の前に現れてまた何処かに連れ去っていってくれることを



おわり。



















| 2013.01.19 Saturday * 08:56 | 小説 | comments(0) | trackbacks(0) |
連続小説 「schooloop transformdirection」 第105回

4月4日

始業式

13時00分

校舎裏の雑木林の空き地。

キツネと委員長が二人ならんで、壊れかけた椅子に座って缶ジュースを飲んでいる。

「いやぁ〜。結局瀬川と同じクラスになったね。」

「何なのそれ?さぞかし残念だったでしょうよ。私が決めたんじゃないんだから文句言わないでよ。どうせ先生たちが先生たちなりの視点で決めたんでしょう。」

「シイタケ君とは別のクラスになったなぁ。」

「キツネは仲が良かったんだっけ?私はまともに話もしなかった。」

「まぁね。ちなみに三学期の終業式に松本先生が退職したのとシーナが転校した事については何か知らない?何か関係あると思う?」

「わたし何にも知らない。」

数秒間の沈黙。

「何よ。松本先生みたいなタイプの男はさ、自分探しとか好きそうじゃん?そういう感じなんじゃないの?・・・・・・・・・・・。そりゃぁ教師が生徒とそれ以上の関係になったらそれは道を外れてるって事でしょ?自然な状態じゃぁないってことよ。」

「全ては正常になったって事?」

キツネは不思議そうな顔で言った。

「そう。全てあるべきところに戻ったって事よ。」


13時15分

「さぁ、もう帰ろう。明日からまた普通の時間割りだし・・・・。」

キツネが席から立った。

「ハイ。」

委員長が手を差し出す。

「ハイ?」

キツネが首をかしげる。

「「ハイ?」じゃないわよ。私たち付き合うことになったんでしょ?手ぐらい握りなさいよ。」

「あー。そうだった。」

二人は手を繋いで雑木林から外から出た。


つづく。

| 2013.01.14 Monday * 08:50 | 小説 | comments(0) | trackbacks(0) |
連続小説 「schooloop transformdirection」 第104回

7時05分

車は見慣れた街に差し掛かっている。

「赤井さん。此処でいいです。降ります。」

キツネはそう言った。

「わかった。」

赤井はそう言って、車を止めた。

「じゃぁ。これでサヨナラだな。A子かB子のどちらか。いまいち納得できないんだけど。もしかして2人はただ単に時計をすり替えただけなんじゃないのか?いや、本当はどっちでもいいのかも・・・・。」

「キツネはいいこと言うねぇ〜。おおそれ正解だよ。だってアタシたちは離れていても常に一つだしね。じゃぁキツネまたどこかで会おう!!」

B子が手を振った。

「じゃぁね。僕個人としてはもう二人には関わりたくないけどね。2人は危なすぎるんだよ。」

「じゃあ。さっさと家に帰りな。そして退屈な中学校生活に戻りなよ。」

「わかったよ。じゃぁな。シイタケ君はまた明日。」

キツネはドアを閉めた。そして車は走り出した。


数分後、車は駐車場に停車した。

「シイタケは此処で降りろ・・・・・・。だがお前はチョット違う。」

前方座席から振り向いて赤井がそう言うと、運転席のリンが霧吹きのような物をシイタケの顔にかけた。

シイタケの目の前は暗くなっていく、倒れそうになっているシイタケの腕を掴んでB子が耳打ちする。

「シイタケ。ありがとう。シイタケのお蔭で私達は自由になれた。アナタが必要としたとき私たちは必ず助けに来る。私達はアナタの味方よ。」

シイタケは意識を失った。



7時50分


シイタケは駐車場で倒れているところを周辺住民の通報によって警察に保護された。

シイタケには捜索願いが出ていた。

シイタケが保護されたのは3月18日で3日間行方不明だったということになる。


つづく。




| 2013.01.13 Sunday * 00:31 | 小説 | comments(0) | trackbacks(0) |
連続小説 「schooloop transformdirection」 第103回

5時00分

A子とB子は川沿いのベンチに座って何かを話している。

シイタケ、キツネ、赤井、リンは車に乗ってそれを眺めている。



5時10分

A子が車のドアをノックした。シイタケがドアを開けた。

「ちょっと。席詰めなさいよ。寒いのよ。」

A子が後部座席に乗り込んできた。

「早かったじゃぁないか?もういいのか?随分あっさりしているというか・・・。普通こういう場面だったら涙の一つや二つ流れるもんなじゃぁないの?」

「ハグぐらいしたわよ。いいのよ。すぐじゃない。2年なんて。」

「14歳の2年と年寄りの2年じゃぁ全然違うからな。なぁ?リンちゃん?・・・・・・痛!!」

リンが赤井の腹部を殴った。

「中2のガキなんて中途半端なだけじゃない。生意気で可愛くもないし、女は二十歳からよ。」

川に停まっていた船が動き出した。

5人はそれを眺めている。


そして見えなくなった。


「さぁ。行きましょう。」

A子が言った。車は動き出した。





車は何処かの高速道路を走っている。後部座席にはシイタケを真ん中にして3人が並んで座っていてる。

5人は何も話さない。



シイタケが言った。

「B子?っていうか雅?今何時?」

「わからないわよ。アタシ時計持ってないもの、時計を持っているのは亜希子だから。」

「なんだよ!?B子が行ったんじゃなかったのか?」

キツネが驚いている。

「あーあー。なんで入れ替わったんだよ?因みにいま6時15分だ。シイタケ。」

赤井が後部座席を呆れた顔で見て行った。

「亜希子が「それが二人にとって一番の方法だから。」っていうから。これも私たちの作戦の一部よ。」


数分後


車は高速道路を降りて、螺旋状になっている道路を走って下っている。

「亜希子は1年で佐々木の組織を乗っ取るんだって。だからアタシと亜希子がまた会えるのも意外に早いかもね。」

「A子とB子じゃぁ特性が違うだろ?そんなのすぐにバレるだろ?」

キツネが言った。

「大丈夫。大体向こうは私達の事知らないのよ。大人ってのは子供を舐めすぎなのよね。何かするって言っても使いっパシリみたいなことばかりでしょ?なんとかなるって。」

「楽観的すぎるんじゃない?女の子一人で行くわけでしょ?」

運転席のリンが言った。

「だって私たち子供だもの、子供は大人に守られているってのが。世の中の常識でしょ?」

「お前だってこれから佐々木の紹介する身元引受人の所に行くんだぞ。よくわからない所に行くのに不安じゃぁないのか?」

赤井はバックミラーでB子を見ながら言った。

「それは何とか頑張るよ。アタシ、覚悟だけだったら結構前からできてんのよ。」

B子が無邪気にほほ笑んだ。

つづく。









| 2013.01.11 Friday * 14:50 | 小説 | comments(0) | trackbacks(0) |
連続小説 「schooloop transformdirection」 第102回
「シイタケ君。対価の未払いについての釈明としては・・・・・。いつか機会があったら払おうと思っていたんだよ。」

そういって、キツネがこちらに向かってくる。

シイタケがよく見ると車には赤井とリンも座っている。

「赤井さんもお願いしますよ。シイタケ君が困っていみたいなんで・・・。」

キツネはなんとなく呼びかける。

車のドアが開いて赤井とリンもこちらへ歩いてくる。

「寒い寒い!!今何時だよ?リンちゃん?」

「4時30分。」

「いつもだったら、寝てるよ。この時間に起きているっているのは生物学的には自然じゃぁないよな。最近は深夜の仕事が多すぎんるんだが・・・・。」

赤井がダルそうに言った。

「あー。人数が増えて一気に形勢逆転って訳か。あー。お前が赤井か?どっかで見たことあるな?」

佐々木は顔色を変えず言った。

「佐々木さん。僕は何回も見てますよ。僕はあなたのファンなんですよ。こうして会えるなんて光栄だなぁ。でも僕は憧れは憧れで大事にしたいタイプなので実際会うってのはポリシーに反するっていうか・・・・。」

何故か赤井は照れている。

「立ち位置がまるでねずみ男ね。」

リンが呆れ顔で言った。

「あー。交渉するんだろ?早くしろ。こっちの条件は変わらないが・・・・。どうする?」

佐々木は顔色を変えない。

「最初にB子を踏みつけているその足をどけてくれませんか?無抵抗の女の子の頭を踏みつけるってのは男としてはどうなんですかね?」

キツネが言った。

「あー。そうだな。キヨ坊。もういいぞ。」

佐々木は足を浮かせた。キヨ坊はB子の腕を放して立ち上がり下を向いて動かない。口元はかすかに動いて何かを呟いているようだ。

シイタケはキヨ坊の存在に嫌悪感を感じる。

B子はまたカッターを持って身構える。

「え〜と。佐々木さんでしたっけ?二人とも連れていけないというのは実際、金銭的な問題ですか?それだったらあと幾らぐらい用意すればいいんですか?」

キツネが佐々木に問いかける。

「あー。これはお金の問題じゃぁない、まぁ、信用問題みたいなもんだな。お金ってのは後から幾らでもなるもんなんだよ。特に俺たちのやっている商売はな。」

「じゃぁ、今すぐってのは無理ってことですか?だったら女の子はいつになったら佐々木さんのところの構成員になれるんですか?」

「あー。早くて16歳だな。まぁ、誰でもって訳じゃないから試験はある。ガキの才能ってのは不安定だからな、この雅って子も実際使ってみてからじゃないと解からないけどな。大体、未成年を使うってのは本当に制限があるからな。」

「佐々木さん、こっちの亜希子って女の子も、もう行く所がないんですよ。なんとかならないですかね?」

「あー。まぁ、無いわけではない。紹介だったらできる。お前ら今回は初めてだし、俺にも良心の呵責ってのがある。なので格安で紹介してやろう。しかし保証は出来ない。赤井?お前は何とかならないのか?」

「すいません。僕はしがないチンピラみたいなもんでして・・・・。」

「ほんとにねずみ男ね。」

リンが呆れ顔で言った。

「ちょっとすいません。ここで大事なのはちゃんと二人が納得するって事です。少し二人と話をさせてもらえませんか?」

キツネが佐々木に提案する。

「あー。時間か?だったら夜明けまでだな。それまでに何とかしろ。」

「ありがとうございます。」


すっかり意気消沈したB子は船を降りてこちらへやってきた。


つづく。




| 2013.01.09 Wednesday * 18:58 | 小説 | comments(0) | trackbacks(0) |
連続小説 「schooloop transformdirection」 第101回
「亜希子が行かないんだったらアタシも行かない。」

B子の声は少し震えている。

「あー、だったらこの話は無しだな。今だったらまだ時間はあるぞ。よく二人で話し合え。そしてよく考えろ。」
佐々木は言った。

「亜希子?どうしよう?」

「雅。私は雅一人でも行くべきだと思う。だってこれは私達で勝ち取った物なのよ。それを全部無しにするのは勿体ない事だと思う。お互いの家庭を崩壊させてまでの犠牲を払ったのに」

「亜希子はアタシがまた独りになってもいいの?」

「・・・・・・・。」


A子は困惑している。沈黙がつづく。


「なんなの!?なんで2人じゃダメなのよ!?亜希子がそんなんでどうするのよ!?」

B子が急に声を上げてキレた。

「亜希子!?亜希子がしっかりしないとダメなのよ!!この佐々木っておっさん、アタシたちを引き裂こうとしているのよ。そんなヤツは許さない。」

B子は両手にカッターをもって身構えた。

「あー、いきなりバトルかよ。そんな予定じゃなかったのにな・・・・・。じゃぁ、キヨ坊。後は頼んだ。」

佐々木がそう言うと船を運転していた男がフラフラ歩きながら佐々木の前に立った。

キヨ坊と呼ばれる男はうつろな目をして下を向いている。そして口元が何か呟いているように小刻みに動いている。

シイタケはキヨ坊の存在感に何か違和感を感じる。

「なんだ!!てめぇ!!気持ち悪いな!!」

B子はキヨ坊に言葉を吐き捨てる。そして船に飛び乗って佐々木にカッターで襲いかかった。

B子の視界はいきなり真っ暗になった。次の瞬間、B子はうつぶせになってキヨ坊に腕を抑えられている。

「あー。お前を引き取ろうとしたのは、未成年だからっていう特殊性からだってのがお前は理解できていないみたいだな。戦闘能力だったらお前なんてまだまだ下っ端なんだよ。バカが・・・。」

佐々木はB子の頭を踏みつけてこう言った。

「あー。このまま殺してやろうか?」

「ギャー!!」とB子が聞いたことの無いような叫び声をあげた。

「ギャー!!」とA子もB子に共鳴するように叫んだ。

2人の叫び声が響く。

その声がシイタケの頭の中に響く、シイタケは何かをしなくてならないという衝動に駆られる。



「キツネ君!!居るんだろ!!出てきてよ!!僕に全然対価を払っていないじゃないか?!今すぐ何とかしてよ!!」

シイタケの声が周囲に響き渡った。



そのあと、辺りが静まり返って向こう岸の工場の音が聞こえてくる。


先ほどシイタケが乗っていた赤井の車のドアが「バタン」と開いて誰かが降りてくる。

「いやー。うるさいな〜。びっくりしたよ。シイタケ君。随分大きな声を出すじゃないか?こんな時間に。近所迷惑だよ。」

車から降りてきたキツネがこちらへやってくる。

つづく。




| 2013.01.07 Monday * 17:55 | 小説 | comments(0) | trackbacks(0) |
連続小説 「schooloop transformdirection」 第100回
「私にはもう帰る家がないの。学校ももう必要ない。もう何が必要なのかはっきり分かってしまったの。だから。まぁ、シイタケに理解してほしいとも思わないけど。」

「アタシが亜希子と初めてお互いの存在を知った時、自分と同じのがもう一人いるから気持ち悪かった。けど一緒のクラスになった時すぐに分かった、アタシに足りないものを亜希子がもっていて、亜希子が持っていない物をアタシが持っているってね。だからこれはとても自然な事なの。世の中のルールから逸脱してるかもしれないけど。」

「だからシイタケにはちょっと協力してもらったって訳。色々悪かったわね。」

「結局、シイタケは何も得しなかったね。シーナにも想いを伝えられなかったし・・・・。」

「それは自分で何とかしなさいよ。」

シイタケは黙っている。

川の上流から車のタイヤがいっぱい付いている船らしき物が流れてくる。

「あ〜来た来た。多分あれだ。」

「船だったんだね。車でくるかと思った。」

「これでサヨナラだ。」

船がゆっくりとこちらへ流れてくる。

船には黒く長いコートを着た一人の長身の男が立っている。そしてもう一人、パーカーのフードを被って顔の見えない男が船を運転している。

そしてゆっくりと船は3人の前に着岸する。

「あー。俺の名前は佐々木だ。雅という女の子を迎えに来た。どの子だ?」

A子とB子の間に戸惑いの空気が流れる。

「ちょっと!!私と亜希子二人を連れて行くって話のはずなんだけど。」

B子が声を上げる。佐々木は顔色一つ変えない。

「あー。こっちはそんな話は聞いていない。とにかく一人だ。一人しか連れて行けない。」

「亜希子?どうしよう?」

B子はA子にすがる様に聞いてみる。

「うーん。ちょっと相手が悪そう。分かった。頑張ってみる。」

A子が一人前へ出て、大き目な声で佐々木に聞く。

「佐々木さん?私達二人で1チームなんですよ。もしよかったら、二人連れて行ってもらえませんか?一人も二人もそんなに変わらないじゃないですか?」

「あー。駄目だな。お前達は課題を完璧にクリアしていない。それは聞かなくても分かってるよな?こっちもお前達みたいな未成年を構成員に加えるのはなかなかリスクがあるんだ。お前達の事は調べた。その結果こちらも協議を重ねて、雅だけを引き取る事にした。」

「なんですか?それ?私達はそれぞれに役割があって・・・・・。」

A子の話を佐々木が止めた。

「あー。まるで話にならないな。そういうのが一番効率が悪いんだ。じゃぁ、どちらかが怪我をして働けなくなったら、その残った人間も全く使い物にならないって事だろ?雅は即戦力として使えそうだから選ばれたんだ。こっちの構成員になったら少しぐらいの怪我じゃぁ医者にも連れていけない。簡単に身元が割れたら仕事にならないからな。」

佐々木は全く顔色を変えない。

A子は完全にやり込められている。

つづく。




| 2013.01.05 Saturday * 08:24 | 小説 | comments(0) | trackbacks(0) |


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