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| 2014.12.06 Saturday * | - | - | - |
連続小説「タイトル未定(仮)」 その7
 オジサンはこの場に及んでテスニーランドに行くと言い出した。

「なぁ?テスニーランド知ってるか?」とオジサンは少年に尋ねたのに少年が言葉を返す前にまた勝手に話し出した。
「あそこにはミッチーマウスが居てさ・・・・・。あの耳が丸くて黒くて顔が白くて・・・・。分かる?」と言った。
少年はそんな事は分かりきっていたが、また返事のタイミングを失ってしまった。
「色々な乗り物があってさ〜楽しそうだろ〜?」

オジサンはタバコに火をつけた。

「ティスニーランドの中心には腐ったカボチャのお城があって、そこにはお姫様が捕らえられているんだ。」

少年は「そんなお城あったっけ?」と思った。

車の中にタバコの煙がゆっくりと広がって、少年は気分が悪くなってきた。

「灰色のネズミのキャラクターがあってさ・・・・・・。何だったっけ・・・。グレイラットでいいや・・・。」

オジサンはくわえタバコで運転している。タバコの灰がズボンに落ちているのに全く気づかない・・・・。

「そのグレイラットがさ・・・・。親とはぐれた迷子を見つけては連れ去ってさ・・・・。子供たちを集めてさ・・・。カボチャの城に行くんだ・・・・。お姫様を助けに行くんだ・・・・・。なぁ?」

オジサンは少年の方を見ると少年は青白い顔で遠い目をしていた・・・・。

「ああぁ〜どうした?煙かった・・・・?窓開けようか・・・・?」と言うと少年は「ハイ・・・・。」と言った。
生ぬるい風が勢いよく車内に入ってきた。

「それでさ・・・・。あれ・・・・・?どこまで話したっけ・・・・・?あれだ・・・・。お姫様だっけ・・・・・。そう。腐ったカボチャの要塞に子供たちが武器を持ってさ・・・・。悪いヤツを倒しに行くわけよ・・・・。」

少年は「ハァハァ」と口で息している。風でタバコの灰が車内に舞った・・・・。オジサンは全く気づいていない・・・・・・。

「んでさ・・・・・。お城には頭は牛でさ・・・・・。下半身が馬の魔王がいて・・・・。」と言った瞬間オジサンはタバコの火が下に落ちていることに気付いた・・・・・。

「あれっ?畜生!!何だよ!!全く!!」と足元やらシートを見回している・・・・・。

運転が荒くなってきた・・・・。

「それでさ・・・・。最後は子供たちみんなでさその魔王を槍で串刺しにするんだ・・・・。なぁ?聞いてる?」と言ってオジサンは少年の方を見た・・・・。

「オイ!!何だよ!!コイツ!!マジかよ!!信じらんねぇ!!」とオジサンは激怒した。

少年は座席に嘔吐してしまった・・・・・・。

つづく。


| 2011.01.15 Saturday * 16:48 | 小説 | comments(0) | trackbacks(0) |
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| 2014.12.06 Saturday * 16:48 | - | - | - |
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